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カテゴリー » ソフトウェア » Linux July 15, 2007

Linuxで音楽ファイルの可逆圧縮(flac, ape, tta, wavpack) Linux

音質が劣化しないままサイズを小さくできる(元に戻せる)可逆圧縮を、Linuxで試してみようかと思った今日この頃。

FLAC

Linux 標準の可逆圧縮フォーマットと言っても過言ではないFLAC。どんなディストリビューションでもエンコーダーが用意されている?
エンコード
$ flac music.wav

デコード
$ flac -d music.flac

Monkey's Audio
Monkey's Audio Codec(.APE) non-win32 Port(中国語?)

Fedoraは「mac」というパッケージ名でfreshrpms.netに、UbuntuならMorgothに「monkeys-audio」という名前で、それぞれ rpm deb が置いてあります。
Compress(エンコード)
$ mac in.wav out.ape -c2000 (-c???? は --helpを参照)

Decompress(デコード)
$ mac in.ape out.wav -d

TTA

FLACと同じくオープンソースのTTA。なのにデフォルトでサポートしているディストリビューションは皆無? でもインストールは簡単で、公式サイトにあるLinux向けのバイナリをダウンロードして解凍すればOK
エンコード
$ ttaenc -e music.wav

デコード
$ ttaenc -d music.tta

Wavpack

可逆と非可逆、両方サポートしているWavpack。音声データのつくりかた 第4回 (WAVE・音楽CD→可逆圧縮)が詳しい。ハイブリッドモード(非可逆+差分)というのが面白いです。非可逆圧縮時に「元ファイルに復元できる情報」を別ファイルに記録し、そのファイルがあれば可逆と同じようにWAVE化する事ができるとの事。Fedora、Ubuntu、共に標準レポジトリにパッケージが置いてあります(Ubuntuはuiniverse).

コマンドラインのオプションに少し悩んだ
lossless(可逆)でエンコード
$ wavpack music.wav

lossy(非可逆)でエンコード
$ wavpack -b256 music.wav

hybrid(非可逆+差分)エンコード
$ wavpack -b256 -c music.wav
差分ファイルは music.wvc という名前で保存される

音量調整(ノーマライズ 均一化)機能が付いてる
$ wvgain -a *.wv

デコード
$ wvunpack music.wv
デフォルトのオプションで圧縮率は

FLAC < Wavpack < TTA < APE

こんな感じでした。APEはよく縮むけど体感できるぐらい処理が重くて遅いので嫌。WavpackとTTAの違いは誤差の範囲。一番普及しているのはどれなんだろ?

いろいろ変換して試したけどやっぱり mp3 で十分という結論だったりする。うひゃひゃ

≪続き≫ 再生編
01:33 am | コメントする |

上の記事に対するコメント

1. NONAME  2007/07/17 19:47
mp3とoggを45kbpsで聴き比べるんだ

2. Owner CommentSawa  2007/07/19 01:49
あまり変わらないと思ってましたが、低いビットレートだとかなり違いますね
でも携帯端末など周辺機器の対応が絶望的で、oggにするならmp3にするかなあ。
悩みます。

3. NONAME  2007/07/19 16:42
RockboxをiPodとかにインストールすればoggとその他も再生できるよ

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