・FLAC
Linux 標準の可逆圧縮フォーマットと言っても過言ではないFLAC。どんなディストリビューションでもエンコーダーが用意されている?エンコード
$ flac music.wav
デコード
$ flac -d music.flac
・Monkey's Audio
・Monkey's Audio Codec(.APE) non-win32 Port(中国語?)
Fedoraは「mac」というパッケージ名でfreshrpms.netに、UbuntuならMorgothに「monkeys-audio」という名前で、それぞれ rpm deb が置いてあります。Compress(エンコード)
$ mac in.wav out.ape -c2000 (-c???? は --helpを参照)
Decompress(デコード)
$ mac in.ape out.wav -d
・TTA
FLACと同じくオープンソースのTTA。なのにデフォルトでサポートしているディストリビューションは皆無? でもインストールは簡単で、公式サイトにあるLinux向けのバイナリをダウンロードして解凍すればOKエンコード
$ ttaenc -e music.wav
デコード
$ ttaenc -d music.tta
・Wavpack
可逆と非可逆、両方サポートしているWavpack。音声データのつくりかた 第4回 (WAVE・音楽CD→可逆圧縮)が詳しい。ハイブリッドモード(非可逆+差分)というのが面白いです。非可逆圧縮時に「元ファイルに復元できる情報」を別ファイルに記録し、そのファイルがあれば可逆と同じようにWAVE化する事ができるとの事。Fedora、Ubuntu、共に標準レポジトリにパッケージが置いてあります(Ubuntuはuiniverse).コマンドラインのオプションに少し悩んだ
lossless(可逆)でエンコードデフォルトのオプションで圧縮率は
$ wavpack music.wav
lossy(非可逆)でエンコード
$ wavpack -b256 music.wav
hybrid(非可逆+差分)エンコード
$ wavpack -b256 -c music.wav
差分ファイルは music.wvc という名前で保存される
音量調整(ノーマライズ 均一化)機能が付いてる
$ wvgain -a *.wv
デコード
$ wvunpack music.wv
FLAC < Wavpack < TTA < APE
こんな感じでした。APEはよく縮むけど体感できるぐらい処理が重くて遅いので嫌。WavpackとTTAの違いは誤差の範囲。一番普及しているのはどれなんだろ?いろいろ変換して試したけどやっぱり mp3 で十分という結論だったりする。うひゃひゃ
≪続き≫ 再生編
01:33 am | コメントする |
1. NONAME 2007/07/17 19:47
2.
Sawa 2007/07/19 01:49
でも携帯端末など周辺機器の対応が絶望的で、oggにするならmp3にするかなあ。
悩みます。
3. NONAME 2007/07/19 16:42