CUE作成・
CUE再生で音楽CDを丸ごと一つのファイルに保存して使う事を考えてみましたが、今度は逆にそれをトラックごとに分ける方法を調べてみた今日この頃。
まずmp3、ogg形式なファイルは
mp3spltを使います。Ubuntu 7.10ならapt-getでインストール可能。たぶんFedoraもどこかにある。
$ mp3splt -a -c CDImage.cue CDImage.ogg
圧縮していないWAVE形式のファイルはbchunk
$ bchunk -w CDImage.wav CDImage.cue OUTPUT_NAME
そして可逆圧縮されている場合は
Linuxで音楽ファイルの可逆圧縮(flac, ape, tta, wavpack) の方法で一度デコードしてからbchunkで分割。終わったら好きな形式にもう一度圧縮。
上の方法でもいいのですが、他に
shntoolというツールがあって、可逆圧縮されたファイルの処理(デコード・分割・エンコード)を一括で行えます。一時ファイルを作りません。
入力は wav,flac,ape,tta,wv,wma,aiff,tak,etc...に対応。でも出力は tta、wma、tak が非対応です。動作にはそれぞれのエンコードコマンドが要ります。注意としてAPEの出力、TTAの入力をするにはコマンド(mac、ttaenc)にパッチを当てる必要あり。TTAは古いバージョン(ttaenc-ver3.3)を使うことでもいけますが。
使い方は下のような感じ
FLACを分割
$ shnsplit CDImage.flac -f CDImage.cue -o flac -t %n
-o で出力フォーマットを指定
-t はファイル名をCUEの記述にそって決める
(%p:Performer, %a:Album, %t:Tracktitle, %n:Tracknumber)
APEを分割しつつ256kbps(-b256)のWavPackにする
$ shnsplit CDImage.ape -f CDImage.cue -o 'wv wavpack -b256 - -o %f'
自分でオプションを指定するときは
-o 'フォーマット コマンド オプション - %f(仮の出力ファイル名)'
そのままではMP3やOggには対応してないが、-o cust で直接エンコードが可能
$ shnsplit CDImage.tta -f CDImage.cue -o 'cust ext=mp3 lame --quiet - %f'
ext= で名前に付ける拡張子を決める
いちいちオプションを覚えるのはアレなので、頻繁に使うならシェルスクリプトを作っておくといいかもしれない。以下はオマケ
バラバラのwavからCUEシート作成
$ shncue split-track*.wav > joined.cue
分解されたwavを一つに結合
$ shnjoin split-track*.wav
≪追記 2009/01/09≫
他にも
(g)cue2tracksというソフトがありました。
上の記事に対するコメントです
1. hajime (Website) 2008/04/12 20:44
ここはRealPlayerで見てますね。
コンテンツも豊富にあるし、教育的だし。
全般的にそのほうが綺麗かな。
2.
Sawa 2008/04/13 02:34
それはそうと、実に興味深い番組です。
こういうの好き。
3. hajime 2008/04/14 18:48
sudo ./RealPlayer11GOLD.bin
でubuntuに入れてみましたが、映りますよ。
うちの環境ではHPでボタンをクリックすればxineに飛ぶので、
URLをコピーして「場所を開く・・・」に入れました。
番組は次世代PETがお薦めかな?興味のないかも・・・
4.
Sawa 2008/04/15 00:14
PETというと癌検診で使うやつかな? ちまちま見ていこうかと思います。