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カテゴリー » ソフトウェア » Linux September 16, 2009

Geeqie Image Viewer Linux

http://geeqie.sourceforge.net/



軽くてシンプル・使い勝手の良い画像表示ソフトです。何年も更新が止まっているGQviewから派生して作られました。メタデータ(EXIF/IPTC/XMP)にちゃんと対応させたり、読み込めるRAW画像が増えたり、設定の「編集ツール」で使えるマクロが増えり、いろいろ機能が拡張されてます。

GQviewは長年愛用しているソフトの一つです。ゴテゴテした高機能なのは不要なのよね。これぐらいでちょうどいい。軽いし、類似画像検索もできるし。

ちなみにGQview for Windowsもあります(ちょっと使いにくいけど)
11:43 pm | コメントする |

カテゴリー » ソフトウェア » Linux August 20, 2009

CoreAVC for Fedora and Ubuntu (MPlayer) part2 Linux

前回の続きです

必要なdllファイル、シリアルキーが正しく読み込めているかテスト
$ dshowserver -c CoreAVCDecoder.ax -s 1280x720 -g 09571a4b-f1fe-4c60-9760de6d310c7c31 -b 12 -f 0x34363248 -o 0x30323449

No id specified, assuming test mode
Opening device
Called unk_IsDebuggerPresent
len: 992
ProductVersion: 1.9.5
Decoder supports the following YUV formats: YUY2 UYVY YV12 I420
Decoder is capable of YUV output (flags 0x2b)
Setting fmt
Starting
Initialization is complete
ここで Missing, Failed 等が表示されるなら、どこかでミスをしている。

以上で設定終了。思ったより手間でした。CoreAVCで再生するにはこんな感じ
$ mplayer -vc coreserve x264.mp4
いちいちコーデックを指定するのは面倒なので、$HOME/.mplayer/config に
# 最後のコンマが無いと、h264以外の動画で困る事になる
vc=coreserve,
と書いておくといいです。gmplayerやSMPlayer等のGUIフロントエンドを使っているなら、それぞれで設定する。

ところで、mplayer には -benchmark というオプションがあって、これを付けると可能な限り速く再生し、その時の掛かった時間が計測できます。適当な1920x1080・90秒の動画を使用し、ちょっと比べてみました。

まずは素のmplayerの場合
$ mplayer -vo xv -vc ffh264 -benchmark -nosound -quiet x264.mp4

Opening video decoder: [ffmpeg] FFmpeg's libavcodec codec family
Selected video codec: [ffh264] vfm: ffmpeg (FFmpeg H.264)
BENCHMARKs: VC:90.682s VO:11.172s A:0.000s Sys:0.775s = 102.629s

CPU使用率は100%
重いです。少しカクカク、コマ落ち、音ずれします。90秒の動画なのに100秒掛かってます。

次はVDPAU(動画再生支援)を使った場合
$ mplayer -vo vdpau -vc ffh264vdpau -benchmark -nosound -quiet x264.mp4

Opening video decoder: [ffmpeg] FFmpeg's libavcodec codec family
[VD_FFMPEG] XVMC-accelerated MPEG-2.
Selected video codec: [ffh264vdpau] vfm: ffmpeg (FFmpeg H.264 (VDPAU))
BENCHMARKs: VC:0.380s VO:49.169s A:0.000s Sys:0.370s = 49.919s

CPU使用率は3〜10%
とにかく軽い! 快適快適!

そして、本題のCoreAVCを使った場合は…
$ mplayer -vc coreserve -benchmark -nosound -quiet x264.mp4

Forced video codec: coreserve
Opening video decoder: [dshowserver] DirectShowServer video codecs
Found DirectShow filterSelected video codec: [coreserve] vfm: dshowserver (CoreAVC DShow H264 decoder 1.3 for x86 - http://corecodec.org/)
BENCHMARKs: VC:49.187s VO:18.837s A:0.000s Sys:0.474s = 68.499s

CPU使用率は100%
おぉ〜、CPUは100%使うけどカクカクしない。ベンチマークのスコアもかなり良くなってる。ATOMのネットブックでもフルHDサイズが再生できるという話も頷ける。

≪追記≫
x86_64 で -vc coreserve すると
VDecoder init failed :(
Cannot find codec matching selected -vo and video format 0x31637661.
と出て映像が表示されない。対応してるはずなのだけど…
11:55 pm | コメントする |

カテゴリー » ソフトウェア » Linux August 19, 2009

CoreAVC for Fedora and Ubuntu (MPlayer) part1 Linux

CoreAVC というコーデックを使えば、貧弱なCPUでもフルHDのH.264動画をスムーズに再生する事ができるらしい、って事で試してみました。動画再生支援付きのビデオカードがあるので、別に必要ないのですが、物は試しです。

CoreAVCはWindows用のコーデックなので、そのままでは使えない。coreavc-for-linux で配布されているパッチを当てる必要がある。パッチを当てたMPlayerのFedora用RPMを作りました(mplayerとdshowserverをインストールしてください)
RPM置き場

Ubuntuな人はPPAにあるMPlayerdshowserverをGETすればいいです。

で、使い方ですけど、何はともあれコーデック本体を入手する必要があります。私は試供品の「Trial Edition 1.9.5」をダウンロードしました。ネットを検索すると、一昔前のフリー版(?)、alpha版(?)が見つかりますが、ラインセンス的にはグレー(真っ黒?)のようですな。手に入れたらそれをwineの仮想的なWindows環境にインストールして、ファイルをコピーする。以下はFedoraの場合のコマンド例
$ su -c "yum -y install wine"
$ wine CoreAVC*Setup.exe
(シリアルキーは適当で良い。Haali Media Splitterは不要)
$ su -m -c "cp ~/.wine/drive_c/Program\ Files/CoreCodec/CoreAVC*/CoreAVCDecoder.ax /usr/lib/codecs/"
(Ubuntuの場合は /usr/lib/win32/ にコピーする)

Windowsを持っている人は、Windowsからコピーしてもいいです
次に動作に必要な nvcuvid.dll を入手してコピー
$ curl -O http://neuron2.net/dgmpgdecnv/dgmpgdecnv100b.zip
$ unzip -d dgmpgdecnv dgmpgdecnv100b.zip
$ su -c "cp dgmpgdecnv/nvcuvid.dll /usr/lib/codecs/"
(Ubuntuの場合は /usr/lib/win32/)
最後にregistercodecコマンドでシリアルキーを設定。Editionによって少し違うので注意
$ test -d $HOME/.mplayer || mkdir $HOME/.mplayer
$ export REGISTRY=$HOME/.mplayer/registry32

Trial Editionの場合
$ registercodec -r $REGISTRY -k "HKLM\\Software\\CoreCodec\\CoreAVC Trial\\Serial" -v "*****-*****-CORE-*****-*****"

Professional Editionの場合
$ registercodec -r $REGISTRY -k "HKLM\\Software\\CoreCodec\\CoreAVC Pro\\Serial" -v "*****-*****-CORE-*****-*****"

今は亡きStandard Editionの場合
$ registercodec -r $REGISTRY -k "HKLM\\Software\\CoreCodec\\CoreAVC\\Serial" -v "*****-*****-CORE-*****-*****"

part2に続く…
11:53 pm

上の記事に対するコメントです

1. うぶんちゅ  2009/08/24 00:56
Ubuntuのやり方が分かりません。どうやってインストールするのですか?
初心者なのでコマンドは苦手です。できるだけ控えてくださるとうれしいです

2. うぶんちゅ  2009/08/24 01:00
CoreAVCDecoder.axはもう持ってます

3. Owner CommentSawa  2009/09/03 22:42
PPAの追加パッケージをUbuntuで利用する方法ですが、

1. https://launchpad.net/~rvm/+archive/mplayer を開く
2. 「Display sources.list entries for」で、自分の使っているバージョンを選択
3. その下の「deb http://ppa.launchpad.net/rvm/mplayer/ubuntu **** main」行をコピー
4. [システム]→[システム管理]→[ソフトウェア・ソース]→[サードパーティのソフトウェア]→[追加] でさっきの「deb http://~」を貼り付けて追加
5. https://launchpad.net/~ripps818/+archive/coreavc に対しても同じようにする

ここから先はGUIの操作で書くと面倒なので、コマンドで書かせてください(^^

えーと、上でリポジトリの登録はできましたが、これだけだと「公開鍵を利用できないため、以下の署名は検証できませんでした」と文句を言われます。それが嫌なら、端末で
sudo apt-key adv --recv-keys --keyserver keyserver.ubuntu.com 03E02400
sudo apt-key adv --recv-keys --keyserver keyserver.ubuntu.com EEB23232
してください。そして
sudo apt-get -y install mplayer dshowserver

CoreAVCDecoder.axを/usr/lib/win32/にコピーします
sudo cp CoreAVCDecoder.ax /usr/lib/win32/

nvcuvid.dllを/usr/lib/win32/にコピーします(ver-1.9.5以前は不要)
wget http://neuron2.net/dgmpgdecnv/dgmpgdecnv100b.zip
unzip -d dgmpgdecnv dgmpgdecnv100b.zip
sudo cp dgmpgdecnv/nvcuvid.dll /usr/lib/win32/

もし入れてないなら、ついでにw32codecsもインストールしておくといいと思う
wmv等が再生できて幸せ
http://packages.medibuntu.org/jaunty/w32codecs.html

後は export REGISTRY=~ して registercodec してください

4. うぶんちゅ  2009/09/05 23:30
ありがとうございます。でも音だけで画面が出ません。CoreAVCDecoder.axはhttp://freesoft.tvbok.com/movie_encode/about_codec/coreavch264mp4.htmlのFree-Codecs.comからダウンロードしました

5. Ubuntu初心者  2010/08/22 20:52
CoreAVCのインストール方法を探してて、こちらにたどり着きました。
最後のエディションごとのところで、
registercodec: command not found になってしまうのですが、Ubuntu10.04では、やり方が違うのでしょうか。

調べてもわからずに困り果てているところです。
もし、何か知っていれば教えていただけないでしょうか。

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カテゴリー » ソフトウェア » Linux August 08, 2009

Linuxで動画再生支援を利用する Linux

少し前、長年使っていたビデオカード(Geforce 6800 GS)が故障し、代わりにGeForce 9600 GSOを4000円ぐらいで購入しました。今更GSO?という気もするけど、CPUがAthlon64 X2 3800+なのであまり良い物を買っても仕方ないのだ。それでもCall of Duty4が普通に動いたので満足。

それで、せっかく動画再生支援機能があるビデオカードを買ったんだから、それを利用したいと思うのは自然の成り行き。Windowsの場合は「Media Player Classic Homecinema」を使えばいいのですが、Linuxはよく分からんので適当に検索サイトで調べてみると、NVIDIAの再生支援機能「PureVideo HD」のLinux版(?)は VDPAU という名前だそうな。Geforce 8400 GS以降(8800 GTS,GTX,Ultraは除く)のGPUに対応している。ついでにATI(AMD)の方も調べると「Avivo・UVD」のLinux版は XvBA と言うらしい。こっちはまだまだ開発中なのかな? どうでもいいが、ATIの純正ドライバ fglrx(Catalyst)って、いつもしばらく待たないとFedoraじゃ動かないんだよね。新しいカーネルへの対応が遅い。LinuxでRadeonは鬼門。

そのVDPAUですが、MPlayer, Xine, VLC等はすでに機能が内蔵されています。しかし、標準リポジトリに入ってるパッケージでは無効なのが普通。仕方ないのでMPlayerのFedora用RPMを作りました。

RPM置き場

Ubuntuの場合、VDPAUが有効になっている最新のMPlayerが PPA で配布されてます。

当然ですが、VDPAUを利用するためにはNVIDIAの純正ドライバが必要です。使い方はこんな感じ
$ mplayer -vo vdpau -vc ffh264vdpau,ffmpeg12vdpau,ffwmv3vdpau,ffvc1vdpau, x264.mp4
コーデックの自動判別をしてくれないので手動で指定してます。毎回こんなのを入れるのは面倒。$HOME/.mplayer/config に
vo=vdpau,xv,
vc=ffh264vdpau,ffmpeg12vdpau,ffwmv3vdpau,ffvc1vdpau,
と書いておく。gmplayerやSMPlayer等のGUIフロントエンドを使っているなら、それぞれで設定する。上の -vc を見れば分かるように、対応コーデックはH264, MPEG, VC1, WMVのみです。DVD再生も有効。

いやー、VDPAUの効果は絶大ですね。以前はカクカクで再生できなかった1920×1080のフルHD動画がヌルヌル動きます。ちょっと感動

ところで、FirefoxのFlash設定欄に「ハードウェアアクセラレーションを有効化」ってのがありますが、これってLinuxでは全く無意味?

≪追記 2009/08/09≫
.mplayer/config で vf=screenshot or menu=yes としてると以下のエラーが出る。フィルタ類は全て駄目なようだ
[h264_vdpau @ 0xbb13c0]no frame!
Error while decoding frame!
Exiting... (End of file)
FATAL: Could not initialize video filters (-vf) or video output (-vo).

≪追記 2009/09/06≫
私以外にもFedora用のRPMを作った人がいます。Poulsbo、i965シリーズ向けの VAAPI(libva) という動画再生支援にも対応しているらしい
Mplayer (VA-API, VDPAU, ffmpeg-mt) experimental build repository
11:30 pm

上の記事に対するコメントです

1. ぽにょ  2009/08/11 16:02
軽いコーデックのCoreAVCを知ってますか?
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080212_coreavc/
ネットブックのAtomでもHD動画を再生できます。
MP4が重くて困ってます。
これのUbuntu用のdebを作る予定はありますか?

2. Owner CommentSawa  2009/08/13 00:35
mplayerに当てるパッチはGPLなので、組み込んで配布することは簡単です。
でもcodec本体は今現在、フリー無料版(?)は無いんですよね、これ?
検索すればすぐに見つかりますが、それを使うのはどうも…
あ、でも体験版はあるのか。
お盆の時に試してみます。

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カテゴリー » ソフトウェア » Linux May 08, 2009

ChmSee : HTML Help viewer for Unix/Linux [ver-1.0.4] Linux

http://code.google.com/p/chmsee/
1241794429_chmsee.png
Windowsで使われているHTMLヘルプファイル(*.CHM)を見るソフトです。

同等の機能を持った別のソフトに GnoCHMKChmViewer があります
11:53 pm | コメントする |

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