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カテゴリー » ソフトウェア » Linux December 22, 2007

kcd - A Directory Change Utility [ver 7.14.0] Linux

http://kcd.sourceforge.net/

1198251313_kcd.png

ディレクトリをツリー表示して、そこから移動するコマンドです。上手に使えば効率よく cd できます。2004年から更新が止まっていたのですが、最近になって再開されました。

使い方はインストールした後に一度ログアウトします。それから
$ kcd
とすると、初回はディレクトリ一覧のインデックスが作成されるのでしばし待つ。終わったらディレクトリ一覧がツリー表示されます。引数で絞り込みが可能
$ kcd include
これで /usr/include/ や /usr/local/include/ などがリストアップ。
$ kcd share/doc
というように / があってもいけます。

キーバインドは矢印キーやPageUP、PageDown、Enterで移動。Ctrl-C で取り消し。「,」「.」で 画面を左右に移動。その他文字キー入力で検索モード。マウスでのダブルクリックでも移動できる?

他に下のようなオプションがあります
-ba [Directory]
ブックマークに登録。引数がなければカレントディレクトリ
-b [DIR_SHORTCUT]
ブックマークを表示。 上の include の例のように引数で絞り込みが可能。
-br [Directory]
ブックマークを削除。引数がなければカレントディレクトリ
-r
ディレクトリのリストの再作成。既存のリストを利用するのですぐ終わる
-rf
ディレクトリのリストの再作成。最初からリストを作り直すので少し時間が掛かる
-rp [Directory]
特定のディレクトリ以下のリストを再作成
ちなみにkcdコマンドはaliasで、実体は kcdmain です。常用するなら cron で「kcdmain -r」「kcdmain -rp」を適度に動かせばいいと思います。

インストール時に ./configure --enable-wide-chars とすると、日本語(というかUTF-8)の名前にも対応してくれるらしいのですが、私の環境では「kcd: bad multibyte sequence」とエラーが出て動きませんでした。
12:35 am | コメントする |

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