http://opentechpress.jp/opensource/08/03/17/014222.shtml
WindowsのゲームをLinuxで動かすのを主目的としたWineのGUIフロントエンドです。ゲーム以外でも使えます。Call of Duty 2やラグナロクオンライン、Office 2003が動くらしい。Wine-doorsよりこっちの方がいいかも。
インストールの方法ですけど
Ubuntu → 公式サイトを参照
openSUSE → Packman
Mandriva → "urpmi playonlinux"
Fedora → .repo をダウンロード

デフォルトの対応ソフトは少ないですが、サイト上に他に沢山のインストールスクリプトが用意されてます。これらスクリプトの使用方法は、該当ページの「#!/bin/bash 〜 」をコピーして適当な名前で保存。そして [tools]⇒[Run a non-official script] でそのファイルを読み込めばOK。
スクリプトが用意されてないソフトでも大丈夫。[Install]⇒[LiveInstall]⇒[New] でセットアップファイルを起動し、次のショートカット作成画面で実際に動かす *.exe を指定。セットアップの無い(実行ファイルだけで動く)場合は、二回とも同じファイルを指定すればいいんじゃないかと。
試しに入れた Safari は最初文字化けしまくり。そこで ~/.PlayOnLinux/fonts/ に msgothic.ttc と msmincho.ttc を入れるとメニューバー以外は見られるように。 Wine上のフォントについての設定 [試験運用中なLinux備忘録] を見ながらフォントの置換をすれば、メニューも直る?
体験版ゲーム(Expansions)用のスクリプトはCD-ROMから読み込むようになっていて、自動で必要ファイルのダウンロードはしてくれない。これじゃあ使えないよ……今後に期待。
Open Tech Pressの記事にもありますが、今のバージョンでは少しバグがある。
- 何度もショートカット作成を促される → 適当に [No]
- [Language] で言語を「en_EN.UTF-8」にしても、時々フランス語が出てくる → 未翻訳なだけ
- デスクトップの場所が ~/Desktop 固定。ショートカットがそこに置かれる
- ショートカット名や読み込みファイルが日本語だと認識されない
日本語入力は素のwineと同じように ~/.PlayOnLinux/wineprefix/NAME/user.reg へ
[Software\\Wine\\X11 Driver]を追加で対処。レジストリや仮想的なCドライブは $HOME/.PlayOnLinux/wineprefix/NAME に保存されていて、各ソフトの設定は完全に独立してるんだな。
"InputStyle"="root"
とどのつまり中身は普通のwine。もしアプリが反応しないならコマンドで直接 wine を実行すればヒントが出るかも。例えば
$ wine hoge.exeなら mfc42.dll をコピーしてやれば動く。
err:module:import_dll Library MFC42.DLL (which is needed by
WORD/EXCEL 2003は本当に動くのか?
06:17 pm | コメントする |