CoreAVCはWindows用のコーデックなので、そのままでは使えない。coreavc-for-linux で配布されているパッチを当てる必要がある。パッチを当てたMPlayerのFedora用RPMを作りました(mplayerとdshowserverをインストールしてください)
→ RPM置き場
Ubuntuな人はPPAにあるMPlayerとdshowserverをGETすればいいです。
で、使い方ですけど、何はともあれコーデック本体を入手する必要があります。私は試供品の「Trial Edition 1.9.5」をダウンロードしました。ネットを検索すると、一昔前のフリー版(?)、alpha版(?)が見つかりますが、ラインセンス的にはグレー(真っ黒?)のようですな。手に入れたらそれをwineの仮想的なWindows環境にインストールして、ファイルをコピーする。以下はFedoraの場合のコマンド例
$ su -c "yum -y install wine" $ wine CoreAVC*Setup.exe (シリアルキーは適当で良い。Haali Media Splitterは不要) $ su -m -c "cp ~/.wine/drive_c/Program\ Files/CoreCodec/CoreAVC*/CoreAVCDecoder.ax /usr/lib/codecs/" (Ubuntuの場合は /usr/lib/win32/ にコピーする) Windowsを持っている人は、Windowsからコピーしてもいいです次に動作に必要な nvcuvid.dll を入手してコピー
$ curl -O http://neuron2.net/dgmpgdecnv/dgmpgdecnv100b.zip $ unzip -d dgmpgdecnv dgmpgdecnv100b.zip $ su -c "cp dgmpgdecnv/nvcuvid.dll /usr/lib/codecs/" (Ubuntuの場合は /usr/lib/win32/)最後にregistercodecコマンドでシリアルキーを設定。Editionによって少し違うので注意
$ test -d $HOME/.mplayer || mkdir $HOME/.mplayer $ export REGISTRY=$HOME/.mplayer/registry32 Trial Editionの場合 $ registercodec -r $REGISTRY -k "HKLM\\Software\\CoreCodec\\CoreAVC Trial\\Serial" -v "*****-*****-CORE-*****-*****" Professional Editionの場合 $ registercodec -r $REGISTRY -k "HKLM\\Software\\CoreCodec\\CoreAVC Pro\\Serial" -v "*****-*****-CORE-*****-*****" 今は亡きStandard Editionの場合 $ registercodec -r $REGISTRY -k "HKLM\\Software\\CoreCodec\\CoreAVC\\Serial" -v "*****-*****-CORE-*****-*****"
→ part2に続く…
11:53 pm | コメントする |
1. うぶんちゅ 2009/08/24 00:56
初心者なのでコマンドは苦手です。できるだけ控えてくださるとうれしいです
2. うぶんちゅ 2009/08/24 01:00
3.
Sawa 2009/09/03 22:42
1. https://launchpad.net/~rvm/+archive/mplayer を開く
2. 「Display sources.list entries for」で、自分の使っているバージョンを選択
3. その下の「deb http://ppa.launchpad.net/rvm/mplayer/ubuntu **** main」行をコピー
4. [システム]→[システム管理]→[ソフトウェア・ソース]→[サードパーティのソフトウェア]→[追加] でさっきの「deb http://~」を貼り付けて追加
5. https://launchpad.net/~ripps818/+archive/coreavc に対しても同じようにする
ここから先はGUIの操作で書くと面倒なので、コマンドで書かせてください(^^
えーと、上でリポジトリの登録はできましたが、これだけだと「公開鍵を利用できないため、以下の署名は検証できませんでした」と文句を言われます。それが嫌なら、端末で
sudo apt-key adv --recv-keys --keyserver keyserver.ubuntu.com 03E02400
sudo apt-key adv --recv-keys --keyserver keyserver.ubuntu.com EEB23232
してください。そして
sudo apt-get -y install mplayer dshowserver
CoreAVCDecoder.axを/usr/lib/win32/にコピーします
sudo cp CoreAVCDecoder.ax /usr/lib/win32/
nvcuvid.dllを/usr/lib/win32/にコピーします(ver-1.9.5以前は不要)
wget http://neuron2.net/dgmpgdecnv/dgmpgdecnv100b.zip
unzip -d dgmpgdecnv dgmpgdecnv100b.zip
sudo cp dgmpgdecnv/nvcuvid.dll /usr/lib/win32/
もし入れてないなら、ついでにw32codecsもインストールしておくといいと思う
wmv等が再生できて幸せ
http://packages.medibuntu.org/jaunty/w32codecs.html
後は export REGISTRY=~ して registercodec してください
4. うぶんちゅ 2009/09/05 23:30
5. Ubuntu初心者 2010/08/22 20:52
最後のエディションごとのところで、
registercodec: command not found になってしまうのですが、Ubuntu10.04では、やり方が違うのでしょうか。
調べてもわからずに困り果てているところです。
もし、何か知っていれば教えていただけないでしょうか。